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絆に見守られて(本出版までの日々) その18 コンビニ店長だったころ

コンビニの仕事を始めた時は20代のまだ前半でした。
初めて仕事らしい仕事につき、初めて何人ものパートさんアルバイトさんを抱え、初めて色んな企業さんとも関わり合いをもつようになりました。

従業員さん達は殆ど年上、年下なのは学生さんくらいですがそれほど年齢差があるわけでもなく、女性店長。
ここでも背伸びしながらの毎日でした。
家族身内、そして義母の関係者、従業員さん、お客さん、コンビニ会社の本部、取引先……。
認めてもらいたい相手ばかりです。

けれど一生懸命やればやるほど、嫁、妻、母として本来すべきことがおろそかになっていきました。
義父は毎日のようにベビーカーに娘を乗せて店まで来てくれました。
そのひと時が私には宝のような時間でした。
一方殆ど家に帰れない私は、家の中で孤立しているような気持ちになって行きました。

またこの店は色んなトラブルにあいました。
万引きは多いし、深夜バイクで店に乗り込んでくる人もいたり、隣の火事のもらい火があったり、強盗に入られたり……。
24時間営業でしたから、深夜寝ている時も気になって熟睡できなかったり、急にバイトさんが入れなくなったりで、徹夜状態で仕事することもありました。

たぶんストレスもたまっていたと思いますが、体を壊してしまい、結局は店を本部に任せて、経営から下りることになりました。
僅か数年、そこの店長であっただけです。

その間、殆ど書くことから遠ざかっていましたが、密度の濃い日々でしたから普通ならできない経験も色々させてもらえました。
例えば強盗事件や火事で警察や消防の方達にお世話になったり、ちょっとばかりテレビや新聞の記者さんともお話したり。
ドラマでしか見た事がない調書を取るという刑事さんのお仕事も見ることができました。
いかつい顔の刑事さんが、実はとても人当りがよくて(こちらが被害者で、まだ若い女性だったからかな)字もめちゃくちゃ綺麗だったりして驚きました。

色んな所で色んな方がそれぞれの仕事を懸命にされていることをその時学ぶこともできました。
ですから、決して無駄な時間でもなかったと今では思うことができます。
しんどいな~、辛いな~と思いながらも実はその苦労を楽しんでいた私です。



(つづく)

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テーマ : 雑記
ジャンル : 小説・文学

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AYAKA

Author:AYAKA
「乳癌とエリちゃんに感謝。病気に負けない日々」を綴っていたあやにゃんです。

日々思うこと、自作小説の執筆裏話を中心にお届けします。
不定期更新ですがよろしくお願いします。

アメブロで、猫のウバとブログやってます。
http://ameblo.jp/ayatakelog/
(ウバのひとりごと)
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武美肖佳&龍未晶惺の名で、学生時代からの親友とこのたび文芸社から本を出版しました。

「DESTINY―遥かなる宇宙より―」
武美肖佳(たけみあやか)
龍未晶惺(たつみしょうせい)

四六版・並製268頁 
定価1,155円(消費税込み)
文芸社
ISBN978-4-286-12296-0

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