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絆に見守られて(本出版までの日々) その12 長野での誓い

祖母が亡くなった後、1月~3月はあっという間に過ぎて、2回生になりました。
周辺の友達の話題は夏休みのアメリカでのホームステイ、バイトや今でいう就活が主。

晶惺さんもアメリカへ行くかどうか迷っていましたが、結局行かないことに。
あとで知ったのですが、彼女も大変な時期だったそう。
けれど、それについては彼女の承諾がないので、書きません。

二人は二人して、将来作家としてやっていくという淡い夢みたいなことを考えていました。
なので現実を見てなかったともいえるのかもしれないですが。

本を出すために具体的に動き出したのもこの頃です。
印刷と製本をお願いできる小さな印刷屋さんも見つけました。
それから、原稿も……。
最初に書いた物は、思い切って処分しました。
絵の所だけ切り取って、自分たちで持っていたり、友達にあげたり。
文章などは白紙の状態で最初から書き直しました。
その時点で、最初の物とは違う設定の所もあちこちに。
エピソードも新しく書きくわえてなんとか、自信の持てる物に仕上がっていきました。

そんな折、夏休み。
殆どの友だちがアメリカへ行くということで、私たちもアメリカとまでは行かなくても学生時代にしかできない友達との旅行がやってみたくなりました。
晶惺さんと二人、合宿みたいに執筆旅行がしたいと思ったんです。

けれど、父や母が許してくれるでしょうか。
ゼミのコンパや他校との交流みたいなダンスパーティーとか(当時はディスコがはやりでした)絶対許してもらえなかったので、参加したことがありません。
でもそれだけ両親のいう事を聞いてきたんだから、友達との旅行くらい許してもらえるんじゃないか。
ちょこっと期待して、切り出してみたら案の定、あかんと。
それからいろいろ説得し、頼み込んで、やっとの思いで許可をもらいました。
行先は長野。八方尾根のペンションです。
生れてはじめて自分達で計画しての旅行。
信州にはずっと行ってみたかったのです。

楽しい旅行でした。
ガイドブックだけを頼りに塩の道を歩き回って。
全踏破するつもりでしたが、甘かった。
お昼ご飯もなしにただただ歩いて、その道のりの長さを思い知って断念。
途中駅を探してやっとの思いで帰ってきたということもありました。
ペンションでは執筆を思い切りして、それからこの時すでに本にしてもらう時の挿絵などを一緒に描いたり。それから続きの所やエンディングまでのストーリーも考えて……。
充実した気分で帰って来たのですが、帰りの電車の中で体調を崩して晶惺さんに心配をかけてしまいました。
けれど、それ見た事かと言われそうなので、結局両親には内緒にしていましたけれど。


この旅行のためにおそろいの服も買いました(^^)
甘く見ていた塩の道
大変だった塩の道ですが、この時はまだそれをしりません。

ペンションのワンコとはとても仲良しに。晶惺さん、ふざけすぎ
晶惺犬と戯れるの図


短大を卒業したのちも、結婚してもずっと一緒に書いて行こう。
そんなことを旅行中に誓い合って。
親に反対されても絶対作家になる。
夢は膨らむ一方でした。



(つづく)




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テーマ : 雑記
ジャンル : 小説・文学

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AYAKA

Author:AYAKA
「乳癌とエリちゃんに感謝。病気に負けない日々」を綴っていたあやにゃんです。

日々思うこと、自作小説の執筆裏話を中心にお届けします。
不定期更新ですがよろしくお願いします。

アメブロで、猫のウバとブログやってます。
http://ameblo.jp/ayatakelog/
(ウバのひとりごと)
リンクからどうぞ→




武美肖佳&龍未晶惺の名で、学生時代からの親友とこのたび文芸社から本を出版しました。

「DESTINY―遥かなる宇宙より―」
武美肖佳(たけみあやか)
龍未晶惺(たつみしょうせい)

四六版・並製268頁 
定価1,155円(消費税込み)
文芸社
ISBN978-4-286-12296-0

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