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1年のしめくくりに……(アメブロより転載)

ごぶさたしています。


ここしばらくブログをお休みして、母の看護をしていました。

その母が今月21日、夕刻、父の待つ世界へと旅立っていきました。

最期はとても安らかで、大きな病気を抱えていたことをうかがわせない穏やかな顔で、眠るように逝ってしまいました。

1日出かけることができなかった時もありましたが、最後まで母の側に通うことができ、ゆっくりと時間をすごせました。

その最期の瞬間を娘とともに見守ることができた、そんな幸せなひと時をいただくことができました。



若い時から誰かのために生きられる仕事がしたいと望んでいた母は、その希望通りの人生を歩んできました。

自分の身を顧みることなく、誰かのために体を使って。

あまりにも一生懸命やって来たから、そして言い訳をしない人だったから、誤解されたことも多かったです。それでも、自分の信念は曲げなかった。


父を見送ってから、今度は私が大きな病気をしてしまってたくさんの心配をかけてきました。

2年と半年前、ずっと毎日私が入院中、退院後も大きなキャリーバッグに娘や主人のために作った料理を詰め込んで通ってくれ、家の中を片付け、病院では側にいてくれた母です。


けれど、1年前の夏、今度は母が私よりもっと深刻な状態であることが分かりました。

苦しい思いをしながらも、それが生きている証拠なのだと言っていた母です。

病気をしても、今が幸せだと言っていた母です。


母の人柄を知るお寺さんが、

辛いこと、悲しいことがあっても、その時その時、精一杯生きた人だから、そういう言葉が言えるのです。

お通夜の時にそう皆さんに話してくださいました。



ようやく念願の本出版という希望をかなえた娘のために、11月の同級生の集まりに、その本を届けるのだと言って、例のキャリーバッグに本を詰め、体調も悪かったのに、故郷の岐阜まで出かけて行きました。

その頃下の弟が新しい店をオープンさせたのにも、駆けつけ、セレモニーの後でしたが、関係者の方達に挨拶もしてまわって、その後倒れてしまったのです。







その時の症状は何とか克服して退院し、11月末、12月生まれの母の誕生会、続いて祖母(母の義母)の法事をやり遂げ、その二日後、また入院。

お医者さんからは、今年越せるかどうかということを言われて、延命の処置はしないでくれと言っていました。

介護の生活が大変なことを身を持って知っていた母です。

だから60過ぎて介護師の資格を取って、実際にお年寄りの方達のためにも体を使ってきました。

私たち子どもたちや家族に自分が介護される身にはなりたくないと言っていたその言葉通り、あまり手をかける暇もなく駆け足で逝ってしまいました。



受けた恩はあまりに深くてたくさんで、返しきれないけれど……。

それでもほんの少しだけでも返せたのかな。



昨日葬儀を終えて、帰ってきました。

クリスマスイブのお別れでした。

年末、そしてとても冷え込んだ中、駆け付けてくれた大勢の人達に見送られて。

私はこれからもクリスマス……悲しい思いで迎えることになりそうです。

クリスマスソングが聞こえるたび、きっと母の病院に通った日々、その道中を思い出してしまうのでしょう。









今年も残りわずか。


母に私の夢がかなったのを見届けて欲しい、私の思いを込めた作品を読んでほしい、その思いを受け入れてくれたしょうちゃん、本当にありがとう。私の我儘だったけど、同じ夢にかけてくれてありがとう。

夢への道筋をつけてくれた従妹のもくりんさん、ほんとうにありがとう。

多くの思いを受け入れてくださった文芸社さんのおかげで、最後に母に喜んでもらえることができた事を感謝します。

そして応援し続けてくれた主人、娘、多くの身内、友達、母の周辺の人々、名前を上げきれないけれど、本当にありがとうございました。

ブログを始めたのも、母に元気になってほしかったからでした。

そのブログを読みに来てくれた顔も知らない(知っている人もいるけれど)多くの友達にもあふれるほどの感謝をもって今年を締めくくりたいと思います。


皆さん、どうかいいお年をお迎えください。


もう少し落ち着いたら、ウバのブログを再開したいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いします。





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テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

こんばんわ

お母様の事、本当に御愁傷様でした。
少しは落ち着かれましたでしょうか?

いろいろお忙しくされていたようなので、ママさんの体調が心配です。無理しない様にして下さいね。

Re: こんばんわ

さくなつちいさん

ありがとうございます。
いろいろご心配かけました。母と同じ病気持っているので、お互いに闘病仲間みたいな所がありました。
最期は穏やかに、苦しみはわずかな様子が救いでした。
ちょっとまだ、何も手につかないですが、少しずつでも前見て行こうと思います。
今年は本当に色々ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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プロフィール

AYAKA

Author:AYAKA
「乳癌とエリちゃんに感謝。病気に負けない日々」を綴っていたあやにゃんです。

日々思うこと、自作小説の執筆裏話を中心にお届けします。
不定期更新ですがよろしくお願いします。

アメブロで、猫のウバとブログやってます。
http://ameblo.jp/ayatakelog/
(ウバのひとりごと)
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武美肖佳&龍未晶惺の名で、学生時代からの親友とこのたび文芸社から本を出版しました。

「DESTINY―遥かなる宇宙より―」
武美肖佳(たけみあやか)
龍未晶惺(たつみしょうせい)

四六版・並製268頁 
定価1,155円(消費税込み)
文芸社
ISBN978-4-286-12296-0

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