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昨日、法事があって篠山の親戚の家へ行ってまいりました。

主人の、先月亡くなった叔父の四九日と納骨でした。
義父の実家の跡取りさんで、(義父は本来跡取りの立場でしょうけれど、義母の家の養子婿だったんです)毎年お盆やお正月の親戚回りで伺うと、とても穏やかな顔で迎えてくれた私にとってもよき理解者でした。
ですから亡くなって今日まで自分の父を失った時と同様の、寂しさを覚えています。

お寺さんのお話で、「この世はいつも無常」という言葉が心に残りました。
実家と同じ禅宗(曹洞宗)なので、すんなり入ってくるお話でした。

無常……。
人でも動物でも植物でも、生まれ、日々成長し、やがて年老いてまた還っていく。
ひと時も止まることのない時間の中で。

常に同じであるものは、存在しないということでした。
今楽しい幸せと言うことも、日々動いていく。
今苦しい辛いということも、日々動いていく。
哀しみもずっとそこに留まっているわけではなく、やがては別のものに変わっていく。
どんなにいい薬が発明されても、命には限りがあるし、どんなに愛しいものでも、やがては別れが来る。
そして自分もいつかは……。
なので、今この時、もうめぐってはこないこの時間を大事に過ごしたい。
そう思えたお話でした。

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テーマ : 日記
ジャンル : 小説・文学

ウバが我が家に来てくれた11月。
そのある日、母からの電話が入ります。
父の姉であり、私の名付け親でもある伯母が亡くなったということでした。
1年前東京の叔父が亡くなった時、葬儀で出会ったあの伯母です。
弟達と母は行くと言う事でした。
「あんたはどうする? 無理せんでいいよ」
関東方面なので長距離です。
車で行くという事でしたので長時間のドライブになるでしょうし、私も3度目の入退院の後でしたから、気遣ってくれたのでしょう。
けれどその母もこの夏、心臓の手術をしたばかりでした。
それでも行きたいというのは、祖母が亡くなって以来、行き来がなくなった父の姉弟の仲を取り持っていきたいという思いでした。

誰かがつないでいかないと、たとえ血のつながりがあっても、絆が断ち切れてしまう。
父が亡くなって以来、自分がその役目を担わないといけない。

そんな使命感みたいなものを感じることがありました。

「私も行く」

迷わずそう答えました。伯母には素敵な名前をもらってまだちゃんとお礼も言っていなかったし、遺された従妹たちにも会いたかったし、体調もその頃はよかったので。
で、母、弟二人、私と4人で伯母の所へ行くことに。


式場で車を下りると、伯母の所の従妹たちが駆け寄って来てくれました。
祖母の葬儀以来、30年近くぶりの再会です。
手紙のやり取りもしていなかったのに、私の身に起きた事をなぜか知っていました。
母が皆の気持ちを色んな形でつなぎとめていてくれたようです。
去年亡くなった叔父の所のいとこたちとも合流。
会わなかった日々を埋めるように、語り合い、メルアドも交換。
それが後々思わぬ形で、「Destiny」の書籍化の話につながって行きます。




伯母の所には娘が二人。
その下の従妹から約半年後嬉しいメールが入りました。

絵本を出版することになった。

ということでした。
聞いてみたら私も自費出版をするならここかなと考えていた文芸社から。

「AYAKAちゃんのことも奥付に書いたよ。よかったら、読んでね」

7月1日、従妹の絵本「みみの水玉マジック」(みずたさとみ著)が出版されました。
さっそく取り寄せという形で、何冊か購入。
晶惺さんやそのほかの知り合いにも配りました。
彼女が言うように奥付に私のことが。
私の影響で、物語作りが好きになったと。
昔子どもの頃、自分が考えた話をいとこたちが集まると語ったりしていたこともありましたが、彼女の私への思いの一端が分かり、本当に嬉しかったです。



彼女にお祝いの電話を入れて初めて知ったのですが、出版の話があったのは伯母の葬儀の日だったそうです。
まるで伯母が導いて、絵本の出版という彼女の夢をかなえてくれたようでした。

お母さんにも読んでもらいたかった。間に合わなかったなあ。

電話口で従妹はぽつんとそう言いました。



彼女がブログをしていることもその絵本で知りました。
そのブログを覗きに行ったことが、私もブログをしてみようと思ったきっかけです。
しかし実際始めるのはまだ先です。
でも後にブログを始めた事で、それまでうちにこもりがちだった私の世界も広がって行きました。

伯母が亡くなったことでつなぎ留めれた縁。
そしてそこから何かが始まったわけです。

父が亡くなり、その翌年には叔父が亡くなり、そして1年後伯母。
毎年のように哀しみが続きましたが、そんな年廻りに私たちもなって来たということなのかもしれません。

うかうかしていたら、何もできないまま終わってしまうな。
そんな思いがちらり。
私自身、体の不安も抱えたままでした。

私も本を出したい。

従妹の絵本出版がいい刺激になりました。
夢でしかなかったことが、頑張れば実現できる可能性もあるということを教えてもらった気がします。

でも振り返ってみれば、時間がなかった。
差し迫った状況に追い立てられることになったのです。





(つづく)



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ジャンル : 小説・文学

プロフィール

AYAKA

Author:AYAKA
「乳癌とエリちゃんに感謝。病気に負けない日々」を綴っていたあやにゃんです。

日々思うこと、自作小説の執筆裏話を中心にお届けします。
不定期更新ですがよろしくお願いします。

アメブロで、猫のウバとブログやってます。
http://ameblo.jp/ayatakelog/
(ウバのひとりごと)
リンクからどうぞ→




武美肖佳&龍未晶惺の名で、学生時代からの親友とこのたび文芸社から本を出版しました。

「DESTINY―遥かなる宇宙より―」
武美肖佳(たけみあやか)
龍未晶惺(たつみしょうせい)

四六版・並製268頁 
定価1,155円(消費税込み)
文芸社
ISBN978-4-286-12296-0

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